立ち退き実務10のノウハウと事例紹介
①転居の打診(準備~打診まで6カ月から1年)
・既存入居者が投資した設備・内装費用の再算出
・入居者が求める広さや条件のヒアリング
・駐車場や倉庫等の必要有無のヒアリング
・新規賃料条件のヒアリング
→普通借家の場合は新賃料を提示
→定期借家の場合は5年間割安賃料を提示
・代替駐車場、代替敷地の事前準備
②代替物件の提案(打診~提案まで1年から2年)
・代替物件のボリューム設計
・デザイン~基本設計
・入居者のステイタス、収入、状況を確認
・予約契約(内諾)
③明け渡し請求(上記に応じない場合は期日を区切って通知)
・弁護士への依頼
・最終条件提示
④訴訟(1年~2年)
⑤判決
という順番をあらかじめ抑えておくとよいでしょう。