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2021年度理事長所信 代表理事 横山篤司より

お知らせ

2021.01.21

不動産オーナー経営学院2021

一般社団法人不動産オーナー経営学院 代表理事 横山篤司

2021年度 理事長所信

昨年は世界中で新型コロナウィルス感染症が拡大し、人々は生活だけでなく、経済、文化、観光と、多くの活動に制限がかかるようになった。これらの活動が滞れば、私たちの仕事の基盤である不動産業もまた多大なる影響を受け、仕事の喪失、売上の減少はやむを得ない状況となるだろう。そこで私たちは不動産業の在り方を見直し、業界の中で率先して変革していく必要がある。 まずは「ICT(Information and Communication Technology)改革」である。在宅・リモートワークに欠かせないウェブ会議システム、チャットやファイル共有ツールといった、時間や場所の制約を受けずに柔軟に働けるような仕組みを率先して導入することだ。土地や建物といった物理的な不動産を管理する上で、現場に行かずとも職務を遂行する手段は限られていると思われるが、情報とコミュニケーションの方法を変えていくことが改革への一歩となるだろう。 次に「学び方改革」である。不動産は一物一価と言われるように、同じ不動産はふたつと存在せず、その課題は様々である。未曾有の事態が起こる今、これらの課題を解決するには、必要な情報と本質を見透す智慧が必要となるため、私たちのネットワークを存分に活用していこう。 そして「働き方改革」である。外出制限や時短労働によって働き方が制限される中で、正社員がこれまで通り出勤し、パートや派遣労働者を管理・監督していくには限界がある。サブスク・月額定額・実店舗を持たないオンラインショップといった新しい働き方やサービスが進む中で、不動産業に従事する私たちの働き方もまた変えていく必要がある。 不動産オーナー経営学院では、「困難に立ち向かうための智慧」を育み続けている。アイデアを成果に繋げるために、志を同じくする「パートナー」と共に、利益ではなく成果を追うことをミッションとしている。不動産オーナーは成果目標を常に高く持ち、自分の課題に対して真摯に受け止め、学ぶ姿勢を忘れてはならない。業者もまた課題に対して、新たな手法を用いて変革していく行動をとっていかねばならない。この両者が味方となって新たな仕組みを想像していく「共想(きょうそう)」こそが逆境を乗り越える第一歩となるだろう。そこで今年は明るい未来を見据えると共に、目下の現実的な行動も重要視する一年としたい。 10年先の未来を創るために、私たちが不動産業界のオピニオン・リーダーとして英知の集結を社会へ還元していくことは義務である。 < REIBSのビジョン・ミッション・バリュー >
<REIBSビジョン> 不動産オーナー経営学院で「100年続くまちづくり」を考えよう!
<REIBSミッション> 不動産オーナー経営学院は、不動産オーナーによる、 不動産オーナーのためのビジネススクールです。 不動産オーナーとプロが共に学び、不動産の社会課題を解決します。
<REIBSバリュー> 〇理解と協力 ―  チームワーク 〇自己成長  ―  可能性思考 〇プロの精神 ―  数値検証
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