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2022年度理事長所信 代表理事 横山篤司より

お知らせ

2022.01.3

不動産オーナー経営学院2022

一般社団法人不動産オーナー経営学院 代表理事 横山篤司

2022年度 理事長所信

~持続可能な不動産経営にむけて共想しよう~ 昨年も、一昨年に続き新型コロナウイルス感染症の再拡大により、人々の生活をはじめとする多くの活動に制限が課せられた一年であった。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、無観客試合となったが、人々の物理的な接触を控えるための知恵や技術を駆使して開催が実現し、これまでの場所や時間といった制約を乗り越えて、世界中の人々とつながり、夢と感動を与えてくれた。不動産経営においても、多少の投資が必要となるかもしれないが、国・政府・企業による制限や制約に縛られない新たな持続可能な仕組みを作っていく必要がある。 まずは「ICT(Information and Communication Technology)の浸透」である。先端技術を活用したウェブ会議やファイル共有、チャットなどのシステムが普及しはじめ、在宅・リモートワークをする人も増える一方で、時代の波に乗り切れずに生活インフラから取り残される都市や人たちが存在する現状にも目を向けたい。そこで私たちが率先して不動産インフラ(ネット回線、設備更新など)を整え、ICTを浸透させていくことで、そこに住む人々を支えていきたい。 次に「SDGs(Sustainable Development Goals)の実践」である。世界には様々な社会課題が存在する。私たち日本も世界の一つとして考え、共に持続可能な開発目標を持つことで、明日の不動産経営は確実に変わっていく。不動産分野においてはグリーン・エネルギーを意識した太陽光設備の導入、脱炭素に向けた設備更新、エコロジー社会(環境保全や地球環境に負荷をかけない)に向けた取り組みに対して積極的に支援および行動をしていこう。 そして「CSV(共有価値の創出)」である。企業と地域社会が共同で価値を創出するとは何か?まずは価値を作ることの目的がお金稼ぎだけでなく社会的メリットも得られるように考えていくことからはじまる。この2年間では新型コロナウイルス感染症拡大により、コミュニティの分断や対話の機会が減ってしまった。今後はコミュニティを復興させるために地域、仲間、家族の絆を再認識し合い、次の時代に不可欠な共有価値を共に創出していくことが求められている。 不動産オーナー経営学院では、「困難を乗り越える智慧」を育み続けている。アイデアを成果に繋げるために、志を同じくする「パートナー」と共に、利益ではなく成果を追うことをミッションとしている。今後は短期的な利益追求や投資を追求するブラック企業が社会的に排除されたり、働く人から敬遠される時代に差し掛かる中で、あなたが求める成果によって何が得られるのか、社会に還元できるのかを今一度考えてみてほしい。そこで今年はこれまでの経営課題を見直すとともに、新たなインフラ整備やコミュニティ復興を通して共有価値の創出を考えていきながら、持続可能な不動産経営を一人一人が実践できる一年としていきましょう。 < REIBSのビジョン・ミッション・バリュー >
<REIBSビジョン> 不動産オーナー経営学院で「100年続くまちづくり」を考えよう!
<REIBSミッション> 不動産オーナー経営学院は、不動産オーナーによる、 不動産オーナーのためのビジネススクールです。 不動産オーナーとプロが共に学び、不動産の社会課題を解決します。
<REIBSバリュー> 〇理解と協力 ―  チームワーク 〇自己成長  ―  可能性思考 〇プロの精神 ―  数値検証
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