プロ解説!シェアハウス運営をはじめるときの4つの型(完全保存版)
2022.09.9
不動産オーナー経営学院の投資オンライン学科で講師をしております源(みなもと)です。
シェアハウスをはじめてみたが全然うまくいかない・・
「この管理会社の方がいいよ」
と紹介された人はもっと良さそう。
「そっか!この人ならば良さそうだ!」
と変えても、売上低迷でやっぱりうまくいかない。
このように繰り返してしまう。
それには明確な理由があります。
それは、
______
「正しい型」
______
を知らないから。
ここでは
プロから見るシェアハウスの基本知識と管理会社の業務およびチェックポイントをまとめて解説します。
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目次
シェアハウスとは?
シェアハウスとは住宅を複数人でシェアして暮らす賃貸住宅のことです。
一般的にはキッチンやリビング、バスルームなどを共同で使用して、プライバシー空間として個室を利用します。
1-1.シェアハウスの物件数は?
一般社団法人日本シェアハウス連盟が行った「シェアハウス市場調査シェアハウス」によると、全国シェアハウスの数は2019年で約4867棟、2020年で5104棟、2021年で5057棟となります。
シェアハウスの数は一時的な減少はありますが、今後も若者のライフスタイルの変化によってシェアハウスの数は増えていくと言われています。
1-2.シェアハウスの管理会社の数は?
シェアハウス管理会社は事業者からシェアハウスの運営、管理を行っている会社です。
国内のシェアハウス管理会社は750社ほどある(2022年)と言われています。
実際には自主管理をする人もいるため、数はそれ以上となります。
シェアハウスの管理業務とは?
シェアハウス管理業務は大きく分けると主に下記4つです。
・セールス業務(問い合わせ~内見~契約)
・マーケティング業務(調査~広告)
・建物メンテナンス業務
・管理業務(契約、入出金、レポート管理)
2-1.セールス業務
セールス業務は、問合せ対応、内見、契約までの営業活動を行います。
【問い合わせ】
問い合わせ対応とは、掲載サイトなどからきたお客様の対応を行います。メール、電話、チャットなどの問い合わせ窓口から適時対応をします。
【内見】
入居希望者と日程を合わせて物件の内覧対応を行います。その際に面談、シェアハウス利用歴、人柄なども確認します。
【契約】
成約した場合の契約業務を行います。契約時に入居ルールを説明したり、信用調査などもします。
2-2.マーケティング業務
マーケティング業務は、物件の稼働率を上げるために下記の調査や広告を行います。
【調査】
物件の周辺地きいの稼働率や家賃を調査し、キャンペーンを分析したり、適切なプロモーションを行います。
【広告】
掲載サイトにキャンペーンを出したり、家賃を繁忙期や閑散期に応じて変更したりします。
2-3.建物メンテナンス業務
建物メンテナンス業務は、建物の快適性を維持するために清掃、修繕、備品や消耗品の管理を行います。
【清掃】
週に〇回の清掃をして入居者からクレームがないように清掃します。
【修繕】
建物や設備が壊れた際には迅速に修繕します。
【備品や消耗品】
備品や消耗品がなくなったときにはすぐに取り替えます。
2-4.管理業務
管理業務は、バックオフィス業務を円滑にするために入居者の契約管理、オーナーとの契約管理、入出金管理、レポート管理を行います。
【入居者の契約管理】
入居者の新規契約や再契約などの契約全般に関わる管理業務を行います。
【オーナーとの契約管理】
オーナーと物件の契約管理についての話し合いを定期的に行います。
【入出金管理】
入居者からの入金や消耗品などの建物に関わる費用の出金を対応します。
【レポートの作成】
月1で新規契約者や入出金状況、滞納者の有無などをレポートして進捗共有を行います。
まとめ
実際にお願いするとしたらどのくらいの費用がかかるのだろう?
このようにシェアハウスの管理費用についても気になる人が多いのではないでしょうか?
私から言えることは、
まず、あなたのシェアハウスの「型」を見直してください。
よい管理会社だからあなたのシェアハウス運営がうまくいくとは限りません。
実際に立地が悪くても満室、費用が安くても満足度の高いシェアハウスはたくさんありますから、まずはこの型を総点検していくことをおすすめします。
そして、あなたのシェアハウス管理会社はどこがベストなのかを考えましょう。
2棟、3棟と増やしているシェアハウスオーナーさんにはこちらの講座もおすすめします。
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