第二十回 最終回~不動産の資産家の成功哲学~
2021.04.28
目次
不動産の資産家の成功哲学
最終回では建替えフェーズを乗り越えた筆者の横山篤司による、これからの展望と資産形成についてお話をします。2018年末時点でのコラムとなります。
○建替えの概要
2017年春に名古屋駅前で新ビル竣工。2015年6月に本社ビル解体着手するまでに5年、建替プロジェクト完遂までに足掛け約8年の歳月をかけた上で再建し、父と共に「戦略的不動産経営5カ年計画」を実行した経験則をお伝えします。
現在は全国の中小不動産オーナーの建替えプロジェクト顧問に就き、不動産学校内でプロチームを組成。新築ビルの竣工前満室、本社ビルの財務健全化、トラブルの自力解決など数多くの事例を積み上げる。
○私の経営体験談
○私の経営体験談
さいごに、私が調べた不動産の資産家として成功するための「特徴」をお伝えします。
私は今回の建替え学を通じて皆さんにお伝えしたいことは、成功している不動産の資産家は「建替えフェーズ」を乗り越えていることです。
つまり、不動産は売ってしまえば資産は減ってしまいますので、不動産の再生や、資産の組換えによって、「資産を増やすこと」が不可欠です。
すべての不動産オーナーが、最終的に「建替え時に気を付けたい3つのポイント」に対して何らかの対策を行うことになりますので、一緒に考えていきましょう。
〇ポイント=成功するための3つの哲学
不動産の資産家として建替えを成功する上で大切なことは、1~3の現状に対して経営哲学を持つことです。
まず1、収益の生まれない土地や山林に対しては「収益を生むための方法を学び続ける」ことです。
収益を生むためには土地活用を行うことですが、時代によってその方法が異なりますので、よりよい情報が得えられる情報源を見つけましょう。
次に2、築古物件ばかり持っていることに対しては「資産を整理して増やす」ことです。
この資産の整理が重要で、目先の税金対策に走って、最終的に資産を減らしてはなりません。築古になったら建替える、そして資産価値を増やすことをお勧めします。
そして3、大きな資産が1棟あるという状態に対して「資産価値が高まるように土地分割をする」ことです。
日本では不動産の流動性の高い、売買価値が下がりにくい不動産の資産規模としては2億円までです。また大きくても5億円までが中小企業のオーナーとしては適切な不動産規模です。これは私が全国の不動産オーナーに対してヒアリングを行った上での調査結果となります。
さいごに
この度は、ANDYのわかりやすい建替え経営学2~実践編~をさいごまでお読みいただきましてありがとうございました。ここでは20回の連載に関するアーカイブ情報をはじめ、不動産の経営を幅広く学べる入門講座や、不動産オーナー経営学院のオンライン体験講座ができましたのでぜひご覧ください。
また建替えに関する事例、計画づくり、街づくり、再開発に関しての講演・コンサルティングをご希望の方は、不動産オーナー経営学院のWEBサイトからお問い合わせください。
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