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シェアハウスの管理費用の比較と相場一覧

2022.09.20

ライター:源侑輝

不動産オーナー経営学院の投資オンライン学科で講師をしております源(みなもと)です。

 

ここではシェアハウスの管理会社の選び方をプロの目線から解説します。

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ここでは、シェアハウス管理会社に委託したときの比較と相場について説明します。

 

シェアハウスの管理費用の相場として下記7つのポイントに分けられます。

 

項目 相場一覧
委託手数料 月額売り上げの15%~20%程度
最低委託手数料 平均50,000円
定期清掃 月額16,000円から(小規模の場合)
成約時報酬 入居者が決まったら家賃の1カ月分
広告費①掲載料 入居者募集した時に募集サイトに定額支払い
広告費②成約料 入居者成約した時に募集サイトへ定額支払い(ない場合が多い)
お部屋の更新料 設定なし、0円の場合がほとんど
緊急対応費 5,000円程度
その他費用 イベント・パーティー費用等

 

 

 

 

では、詳しく見ていきましょう。

 

 

委託手数料

 

管理業務の委託手数料は、平均すると月額売上の15−20%ほどです。

 

10室未満のシェアハウスならば20%程度、20室以上では15%から20%程度です。

 

また30室を超えると15%程度にまで下がる傾向があり、規模が大きくなれば1棟あたりの管理効率が上がると考えられています。

 

また最低委託手数料を取り決めている会社もあります。

平均は50,000円です。

 

 

定期清掃

 

定期清掃は、週1回から2回ほど実施して月額16,000円(10室未満)からが多いです。

 

もちろん物件の規模に寄りますので、10室以上の場合は清掃代が上がります。

 

 

 

成約時報酬

 

成約時報酬は、入居者が決まったときの仲介手数料が一般的です。

 

入居者が決まったら家賃の1ヶ月分を支払うことが多いようです。

 

ただし、シェアハウス入居者は契約期間が短い場合も多いため、最低契約期間を6ヶ月と定め、6ヶ月以上の契約に限り1ヶ月の手数料、それ未満は一律3万円などと決めているところもあるようです。

 

 

広告費

広告費

 

入居者を募集する際の広告費として2つのパターンがあります。

 

1つ目は、募集サイトへの広告掲載費用です。

広告掲載をしているサイトの実費分をお支払いします。

 

2つ目は、入居者が成約した時の成約料です。

成約時に手数料とは別に広告料として賃料の1ヶ月分、または数万円というような条件がある場合にのみ発生する場合があります。

ただし、ほとんど発生しません。

 

 

お部屋の更新料

 

入居者契約を更新した際に支払う手数料です。

シェアハウスの場合、入居者が更新料を支払うことをとても嫌います。

入居しやすく出やすいことがシェアハウスのメリットです。

更新料を設定すると、入居者が解約してしまう確率が高くなります。

 

緊急対応費用

緊急対応

緊急駆けつけ時の対応による費用です。

入居者のトラブルや、天災などによる対応になります。

緊急出動費用として、5000円程度設定している場合があります。

 

 

イベント費用等

 

コンセプト系のシェアハウスの場合はイベント代等の費用が別途必要です。

 

 

まとめ

 

  1. 委託手数料
  2. 最低委託手数料
  3. 定期清掃
  4. 成約時報酬
  5. 広告費①掲載料
  6. 広告費②成約量
  7. お部屋の更新料
  8. 緊急対応費
  9. その他費用

 

上記7つの項目がシェアハウスの管理会社に支払う主な費用です。

 

シェアハウスでは通常の賃貸物件とは異なり、規模、コンセプト、コミュニケーションという3つの要素で管理費用がまったく異なるともいえます。

 

 

 

しかし、管理や手間暇をかけたからといって稼働率が上がるわけでもなく、立地だけが重要な要素でもないシェアハウスだからこそ、しっかりと戦略を練る必要があるといえます。

 

私がシェアハウスに住み続け、300室以上の管理をしてきた経験から言えるのは、経営と収支がとても大事であるということです。

 

経営は、誰にどう依頼をするか、シェアハウスの経営をしっかり整えることです。

 

収支は、利益が残るように型を守り、仕組化することです。

 

この2つをしっかり守ればシェアハウスを続けることができますし、だめならば私ははっきりダメだとお伝えしています。

 

中長期的にいえば、物件を借りる時の家賃や撤退コストによって、2棟、3棟と増やせるかどうかだと思いますので、それは不動産投資を攻略してみてください。

 

 

 

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ライター紹介

源侑輝

2012年株式会社Livmo創業
2017年(一社)日本民泊適正推進機構 常務理事
2018年 全国民泊同業組合連合会 理事

地元北海道の地域活性を行うため、一次産業ベンチャーを大学生時代に起業。
その際に、地域の空スペースを利活用するビジネスに着目。これからの不動産賃貸は、オンラインで簡単に暮らしを手に入れる時代になると考え、大きな部屋を1室から貸し出す”シェアハウス”や1日単位で貸し出す”民泊”を2012年から行う。住宅のハードとソフトのリノベーションを企画し、オペレーションまで行うことで不動産の価値を上げていく事業を行なっている。不動産業界の無駄をテクノロジーで解決していく。

源侑輝

不動産オーナー経営学院リーブス REIBS|不動産を所有してから学ぶ、不動産オーナーのための経営学院|基礎から学び、成果に結び付けるカリキュラム|2013年創業

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